新型コロナワクチンの副反応について
ワクチン接種後の副反応の症状について
● 主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、稀に起こる 重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに 明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつ け医に相談してください。
● ごく稀ではあるものの、1~3回目ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています(※)。接種後数日以内に胸 の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。 (※)1 回目よりも 2 回目の接種の後に多く、若い方、特に男性に多い傾向が見られます。3回目接種後の報告頻度は2回目と同様、若い方、特に男性で高かったものの、2回目よりも低い傾向が見られます。
●3回目接種では、1回目や 2回目の接種と比較して、主に脇の下のリンパ節の腫れが多く(5%程度)報告されています。 症状は軽く、数日以内に回復することが多いですが、腫れがひどかったり長引く場合は、医療機関を受診してください。
● ごく稀ではあるものの、mRNA ワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りに くい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
詳しくは、厚生労働省「新型コロナワクチンの副反応について」(外部リンク)、「新型コロナワクチンの予診票・説明書・情報提供資材」(外部リンク)をご確認ください。
ワクチン接種の効果や副反応などに関するお問い合わせ先
愛知県新型コロナウイルス感染症健康相談窓口
受付時間 午前9時から午後5時30分まで(土曜日・日曜日・祝日も実施)
電話番号 052-954-6272
【夜間・休日専用窓口】
受付時間 午後5時30分から翌午前9時まで(平日) (注)土曜日、日曜日、祝日は24時間体制
電話番号 052-526-5887
ワクチン全般に関する相談窓口(厚生労働省)
厚生労働省は、新型コロナワクチンに関する電話相談窓口を設置しています。
電話番号 |
0120-761770
(フリーダイヤル) |
開設時間 |
午前9時~午後9時(平日・土日祝日を含む)
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※聴覚に障害のある方は、一般財団法人全日本ろうあ連盟ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
接種を受けた後に副反応が起きた場合の健康被害救済制度
一般的に、ワクチンの接種では、副反応による健康被害が、きわめて稀ではあるものの不可避的に発生するため、健康被害救済制度が設けられています。救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
詳しくは、厚生労働省「予防接種健康被害救済制度」(外部リンク)別ウィンドウで開くをご覧ください。