東海市 横須賀・大田の山車

東海市の山車パンフレット(PDF形式 5MB)<平成21年10月作成>

*本データは、パンフレットをスキャンしデータ化したものです。一部画像等、不鮮明の場合があります。

*パンフレットは、社会教育課窓口で配布しています。

東海市の山車
(平成21年11月15日:東海市制40周年記念東海秋まつり)

大田まつり 横須賀まつり
山車 右から山車4台:黒口組・市場組・里組・荒古組(市指定有形民俗文化財)
開催日 毎年10月第1日曜日とその前日
左から山車5台:圓通組・大門組・八公組・本町組・北町組(市指定有形民俗文化財)
開催日 毎年9月第4日曜日とその前日
由来 大田まつりは、かつて大宮神社の祭礼に奉納されていた傘鉾(かさぼこ)が、はじまりです。天明2年(1782)に荒古組が山車をつくり、次で里、市場、黒口の各組がこれにならってつくったといわれています。
山車は、祭礼の日に、緩急おりまぜた囃子を演奏しながら大宮神社に参集して、からくり人形の芸を奉納し、「どんでん」をした後、各組内に奉祀されている「お天王さん」を中心に曳きまわされます。
大田の山車は、知多半島に多く見られる「知多型」と呼ばれるもので、知多型古式の特徴を多く残しています。
横須賀まつりは、約300年前の寛文から元禄年間にかけ、横須賀御殿にしばしば訪れた尾張2代藩主徳川光友公の旅情を慰めるため、奉納された傘鉾(かさぼこ)祭がはじまりで、江戸時代末期に山車に替わったと言われています。
山車は、北町組、本町組、公通組(八公車・圓通車の2台の山車が隔年毎に祭礼に出る)・大門組の4組に別れ、愛宕神社の祭礼の日に山車を十字路で回転させる「どんてん」が行われ、祭りは最高潮に達します。
これらの山車は、「名古屋型」と呼ばれるもので横須賀が尾張藩と深い関係にあったことをうかがわせます。
見どころ 山車はお囃子とともに神社に参集し、からくり人形の芸を奉納し、「どんでん」をした後、町内を曳きまわされます。 山車4台(圓通・八公は隔年)に別れ、町内をお囃子とともに曳きまわされ、山車を十字路で回転させる「どんてん」が行われる祭りは最高潮に達します。
荒古組 圓通組

荒古組山車(市指定)/大田町
天明2年(1782)の建造
高さ約6m15cm、間口2m26cm、長さ5m18cm
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は全面が花模様の縫いで、傷みがひどく図柄は判然としませんでしたが、平成の修復でバラ模様の織物であることが判明しました。
人形は唐子(からこ)2体が蓮台(れんだい)を廻すともう1体の唐子(からこ)がせり上がってきて逆立ちをして鐘を叩きます。
圓通組山車(市指定)/横須賀町
寛政年間(1789-1801)頃の建造
高さ約6m45cm、間口2m55cm、長さ5m50cm、重さ約5t
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は紫紺地に千鳥の乱舞。
人形は唐子(からこ)が大人に矢を渡し、大人が弓を引く。矢が三角の張りぼての的に当たると的の前半分が前面に倒れ、そして俗に「ちゃんちゃん木偶(でく)」という3寸ぐらいの唐子が出てきて、倒れた前面を舞台として出たり入ったりする。仕掛けは日本で見る唯一のものと鑑定を受けましたが、長い間、修理不能となり見ることができませんでした。しかし、平成12年に復元され、約100年ぶりにそのからくり芸が見られるようになりました。
現在、圓通組と八公組は合併し、公通組となり、2台の山車が隔年ごとに祭礼に引き出されています。









荒子組の山車
荒子組の山車(夜)
荒子組のからくり
圓通組山車
圓通組山車(夜)
圓通組からくり
里組 大門組

里組山車(市指定)/大田町
文化13年(1816)に改造
高さ約6m10cm、間口2m26cm、長さ4m65cm
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕はこげ茶色に3頭の龍が配置されています。
人形は文字を書く人形で、唐子(からこ)が前に吊り下げられた額に文字を書きます。
大門組山車(市指定)/横須賀町
寛政年間(1789-1801)頃の建造
高さ約6m5cm、間口2m35cm、長さ5m20cm、重さ約4t
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は紺地に鳳凰(ほうおう)の織物。
人形は扇と神楽鈴(かぐらすず)を持って舞う三番叟(さんばそう)という人形で、お囃子にあわせてくるりと向きを変えるやいなや、背中の部分がお社の扉になり、鳥居、玉垣、階段、屋根があらわれて、朱塗(しゅぬ)りのお社となり、また、もとの三番叟にもどります。その仕掛けは糸を30本使って4人がかりで操作します。









里組山車
里組山車(夜)
里組からくり
大門組山車
大門組山車(夜)
大門組からくり 大門組からくり
市場組 八公組

市場組山車(市指定)/大田町
文政9年(1826)購入
高さ約6m14cm、間口2m40cm、長さ5m19cm
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は白地に5羽の鶴が舞う姿が配置されています。
大唐子(おおがらこ)の舞いで、肩に逆立ちした小唐子(こがらこ)が神楽鈴(かぐらすず)を持ち、囃子に合わせてその鈴を振り鳴らします。
八公組山車(市指定)/横須賀町
寛政年間(1789-1801)の建造
高さ約6m15cm、間口2m50cm、長さ5m45cm、重さ約5t
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は金糸で縫いつぶした上に吉祥模様が散在している西陣織。
人形は唐子(からこ)が大人の肩にとまって宙返りをし、大人の持っている太鼓をお囃子にあわせてたたくしぐさをします。
現在、圓通組と八公組は合併し、公通組となり、2台の山車が隔年ごとに祭礼に引き出されています。









市場組山車
市場組山車(夜)
市場組からくり 市場組からくり
八公組山車
八公組山車(夜)
八公組からくり
黒口組 北町組

黒口組山車(市指定)/大田町
文政10年(1827)に改造
高さ約6m10cm、間口2m35cm、長さ4m83cm
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は朱色に桐(きり)の葉を中にはさんで鳳凰(ほうおう)が左右に配置されています。
小唐子(こがらこ)が大唐子(おおがらこ)に肩車をしてもらい、太鼓を叩き、その後、鳥の止まり木で小唐子がブランコをします。
北町組山車(市指定)/横須賀町
文政10年(1827)の建造
高さ約6m75cm、間口2m50cm、長さ5m65cm、重さ約5t
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は赤地に金糸で竜虎・亀・鳳凰・麒麟(りゅうこ・かめ・ほうおう・きりん)。
大木偶(おおてぐ)が蓮台(れんだい)を廻すと、台上の小木偶(こてぐ)が太鼓を叩いたり、逆立ちして鉦を叩くというものです。









黒口組山車
黒口組山車(夜)
黒口組からくり
北町組山車
北町組山車(夜)
北町組からくり

本町組


本町組山車(市指定)/横須賀町
文政9年(1826)頃の建造
高さ約6m80cm、間口2m50cm、長さ5m70cm、重さ約5t
大幕は猩々緋。(しょうじょうひ)
水引き幕は鶯地に松上の鶴。
遊んでいる唐子(からこ)が甕(かめ)に落ちたのを他の唐子が助けるために甕を割り、中から唐子が飛び出してくるというものです。










本町組山車
本町組山車(夜)
本町組からくり