用語説明

主に重油等の硫黄分を含む燃料が燃焼するときに発生します。
無色の刺激性の気体で、水に溶けやすく、高濃度のときは、眼の粘膜に刺激を与えるとともに、呼吸機能に影響を及ぼすといわれています。また、金属を腐食させたり、植物を枯らしたりするといわれています。

燃焼時の高温下で空気中の窒素と酸素が化合することによるほか、窒素分を含む有機物が燃焼するときにも発生します。発生源は、工場、自動車、家庭等多岐にわたります。
赤褐色の刺激性の気体であり、高濃度のときは、眼、鼻等を刺激するとともに、健康に影響を及ぼすといわれています。

大気中に浮遊する粒子状物質であって、その粒径が10μm(1μmは1000分の1mm)以下のものをいいます。
発生源は、工場、交通機関、家庭等人為的なもののほか、土壌の舞い上がりや火山活動等自然的なものがあります。
この粒子は、沈降速度が遅いため、大気中に比較的長時間滞留し、高濃度のときは健康上影響を与えるといわれています。

大気中の窒素酸化物、炭化水素等が、強い日射しを受け光化学反応を起こし生じたものですが、その生成は、反応物質の濃度レベルのみならず、気象条件に大きく依存しています。
人体への影響は、高濃度のときは、眼を刺激し、呼吸器、その他の臓器に影響を及ぼす一方、植物被害等生活環境にも影響を及ぼすといわれています。

大気中の粒子状物質のうち、比較的粒子の大きいものが重力や雨の作用によって地上に降下したものです。
発生源は、石炭、コークス、重油等の燃料の燃焼に伴い大気中に放出されたもの、風により土砂が舞い上げられたものなどがあります。

物の燃焼等の過程で非意図的に生成され、ポリ塩化ジベンゾ-パラジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)と、ポリ塩化ビフェニル(PCB)の一種であるコプラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB)を含めてダイオキシン類と呼びます。
これらの化合物は、化学構造の違いにより200種類以上の仲間があります。

ppm

濃度単位を表す記号で、100万分の1を意味します。大気汚染では、1m3の大気中に1cm3の汚染物質濃度を1ppmで示しています。

降下ばいじん量を示す単位で、1ヶ月間に1km2あたり何トン降下したかを表すものです。例えば、1ヶ月間に1m2あたり1gの量であれば、1t/km2・月となります。

ダイオキシン類の毒性を表す単位です。
ダイオキシン類は種類によって毒性が大きく異なるので、毒性を評価するときには、これらの中で最強の毒性を有する2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)の毒性を1として、他のダイオキシン類の強さを換算して評価します。この場合、TEQという単位が使われます。
また、1pgは1兆分の1gを表します。