副市長&部長メッセージ
市の政策やまちづくり・各種事業等の紹介を始め、地元の地域行事や見どころの紹介・個人の趣味の紹介など、市の方針や市の重責を担う副市長や各部長の考え方・人となりを紹介するページです。

2020年12月1日 No.571「コロナ禍における防災対策」

 総務部危機管理監兼防災危機管理課長 坂野 正巳

 総務部 危機管理監の坂野です。
 幸いにして、今年は現在までのところ、台風時の暴風雨やその他大きな災害による被害が発生していないことから、市内の拠点避難所などへ避難するような事態は起きておりませんが、防災担当課としましては、春頃からのコロナ禍における有事に備え、企業やホテルとの防災協定の締結や避難所運営を始めとした様々な整備を進めておりますので、そのあたりを少し説明させていただきます。

1「災害救助に必要な物資の調達に関する協定 締結」等

 5月には感染防止の観点から、段ボール製造会社と災害発生時などにおいて必要な場合に物資の調達が円滑に実施できるよう防災協定を締結し、避難所生活に有効な段ボール間仕切りや、段ボールベッドなどを整備しました。また、感染防止対策などに必要な資機材として、非接触型体温計や手指消毒液、マスクや防護服などの充実も図っております。

◆協定締結式◆

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市長(右側)と東明工業(段ボール製品)

 加えて、従来から各コミュニティと避難所に配備している「避難所運営マニュアル」だけでは、コロナなど感染症に対する避難所運営が難しいことから、県のガイドラインを参考に、感染防止に着眼した「避難所開設マニュアル」を作成し、地域の訓練など様々な機会を通じて理解を求めているところです。
 特に、市民が避難所に避難して来た際、従来の受付の前に設置していただく「事前受付」など、新たに留意していただくものなどです。

◆避難所開設マニュアルからの抜粋◆

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◆避難所開設訓練風景の一例◆

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「事前受付」

避難者を受付ける際に、体調確認(検温等)などを行い、健常者と体調不良者を分けて、別の受付へ導く。

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「健常者の受付」
健康チェックリストを確認し、体育館内の一般者避難エリアと要配慮者避難エリアへ導く。

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「体調不良者の受付」
健康チェックリストを確認し、校舎の特別教室内のスペースへ 導く。

(要配慮者用スペース)

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段ボール間仕切り設置訓練

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段ボールベッド

設置訓練

2 「災害時における宿泊施設等の利用に関する協定 締結」
 11月には、市内にあります全てのホテルと防災協定を締結しました。
 これは、大災害が発生した際に備え、より多くの避難施設を確保するため、ホテル業者のご理解とご協力により整備したものです。
 市の想定としましては、避難所において長期の集団生活をおくることができない要配慮者の受入れや、復旧復興に向けた生活再建施設としての利用など、被災者等が必要に応じて宿泊施設の利用を円滑に進められるよう調整するものです。
 ホテル側からは、営業の中で空いている部分を提供していただくため、その部屋数は限られたものとなってしまいます。
 これらのことからも、市民の皆様には、有事の際におけるホテルへの避難については、一定の制限がかかることをご承知いただき、ご理解とご協力をお願いします。

◆協定締結式◆

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 市長(右から4人目)と、市内全8ホテル
 ➢ ABホテル東海太田川    ➢ ザ・カトーホテル太田川
 ➢ 東海シティホテル    ➢ 東海センターホテル
 ➢ 名和プラザホテル    ➢ ビジネス葵ホテル
 ➢ マーレホテル東海    ➢ ルートイングランティア東海

 最後に、今更ではありますが、万が一避難することが発生しましたら、
 ・個人で準備すべきマスクや事前の検温などの体調管理
 ・3密(密閉、密集、密接)を避け、咳エチケット、手洗い、換気
 など、新しい生活様式にも十分留意していただき、時間的な余裕がある場合は、親戚、知人宅も考慮した「分散避難」も検討してください。
 災害を想定した施設や物資の整備には限界がありますので、先ずは ご自身でできる準備と心構えをお願いいたします。

2020年12月1日