昭和55年10月に開館した文化センターは、41年が経過し老朽化などから、今後のあり方について様々な検討を重ねてきました。その結果、これまで担ってきた中央公民館としての役割に区切りをつけ閉館・解体し、その跡地には、新しいまちづくりの拠点となる「(仮称)創造活動・歴史文化交流施設」(以下「新施設」という。)を整備することとなりました。現在、令和7年春頃の開館を目指して、準備を進めているところです。
そのような中、この度、「隈研吾建築都市設計事務所」と設計業務の委託契約を締結し新施設の整備を進めることとなったため、5月9日に記者会見を開催し、報道機関の皆さんに発表させていただきました。ご存じの方も多いと思いますが、「隈研吾建築都市設計事務所」主宰の隈研吾(くまけんご)氏は、国立競技場の設計にも携わるなど、日本を代表する建築家です。
新施設は、「横須賀文化の発信拠点」、「映像(映画)を中心とした創造活動の場」、「多世代交流の場」をコンセプトに、木材の活用などによる環境への配慮など、長く人々に愛され、利用される、まちのシンボルとなる施設を目指しているものです。
特に「映像」という新たなツールを使って、生涯学習活動や創造活動の発展を促すとともに、人々が交流する施設として、そして、新施設をきっかけにまちを見たいという、人々の回遊性を生み出す施設となることを期待しています。
今後も地域の皆さんとともに新施設の整備をしっかりと進めてまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
・(仮称)創造活動・歴史文化交流施設【令和7年春開館予定】
(仮称)創造活動・歴史文化交流施設イメージ図

※あくまでもイメージとなりますので、今後設計を進めるなかで変更する可能性があります。
5月9日記者会見の様子


▲隈研吾氏(左)と一緒に記者会見を行いました
2022年5月10日
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