製作過程

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ページ番号1003000  更新日 2023年2月24日

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オリジナルカートが完成 (平成31年(2019年)3月26日更新)

株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントにおいて、組立、塗装などが完了し、オリジナルカートが完成しました。
工場に集結したフレーム、シート、ハンドル、エンブレムの部品などが一つ一つ丁寧に組み付けられました。

株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、特色あるクルマづくりを得意とするトヨタグループの一社で、自動車の試作・開発委託、特装車の開発・生産、モータースポーツ車両の改造及びカスタマイズパーツ等の販売等を行っています。オリジナルカートの製作では、企画、設計、組立、塗装などを担い、長年培ってきた世界トップレベルの特装技術が生かされています。

写真:組立
組立している様子
写真:塗装
塗装している様子

塗装で使用する機能性添加剤(レベリング剤)が完成 (平成31年(2019年)3月18日更新)

三洋化成工業株式会社において、オリジナルカートの塗装で使用する機能性添加剤(レベリング剤)が完成しました。
完成したレベリング剤は、塗料の一部に混ぜられ、オリジナルカートの塗装性能の向上に貢献しています。
レベリング剤とは、塗料の表面張力低能や低泡性も兼ね備えた添付水性塗料用添加剤として、塗料やインキ用商品などで幅広く活用されています。

三洋化成工業株式会社は、機能的な化学品(パフォーマンス・ケミカルス)の専業メーカーで、紙おむつで使用する高吸水性樹脂やシャンプーで使用する界面活性剤、自動車で使用する内装材原料を生産するなど、生活・健康産業関連製品、石油・輸送機産業関連製品、プラスチック産業関連製品等の様々な産業分野で活躍しています。

写真:レベリング剤
完成した機能性添加剤(レベリング剤)

ハンドルが完成 (平成31年(2019年)3月18日更新)

三笠電子工業株式会社において、オリジナルカートに搭載されるハンドルが完成しました。
ハンドル中央部分には、株式会社伊賀井商店の特殊印刷技術を応用したロゴマークが印刷されています。
スポーツタイプのハンドルは、丸型ハンドルをベースハンドルとして採用し、本革とステッチで赤と黒を基調としたスポーティなデザインを実現しました。
未来タイプのハンドルは、青と黒を基調としたデザインで、表皮材は、東レ株式会社のウルトラスエードⓇを活用し、コンパクトで未来的なデザインと高い機能性を実現しました。
表皮材の加工、縫製、巻き付けなどの工程は、全て手作業で行われ、三笠電子工業株式会社が誇る匠の技が生かされています。
三笠電子工業株式会社は、世界基準の自動車部品などを製造するメーカーとして、高度な加工技術を持ち、日本経済を牽引する自動車産業で幅広く活躍しています。

写真:ハンドル
完成したハンドル スポーツタイプ(左)と未来タイプ(右)

ハンドルで使用する本革への特殊印刷が完了 (平成31年(2019年)3月18日更新)

株式会社伊賀井商店において、ハンドルの中央部分に取り付けられる本革への特殊印刷が完了しました。
ハンドル中央部分の本革には、ハンドルを製作した三笠電子工業株式会社の社章と、その下に、「Printed by IGAI」と併記した特別ロゴマークを作成し、印刷しました。
株式会社伊賀井商店は、ブリキ板の卸売・切断加工の専門商社として、18リットル缶(一斗缶)や一般缶(高級菓子缶や塗料缶など)の普及に貢献しています。会社の新たな事業展開として、金属などへの特殊印刷を可能にする最新機器を導入し、今回、その特殊印刷技術を応用し、本革へのロゴマークの印刷を実現しました。今後、特殊印刷技術を生かした事業拡大が期待されます。

写真:未来タイプ

写真:スポーツ
特殊印刷が完了した本革(左:未来タイプ、右:スポーツタイプ)

シートレールが完成 (平成31年(2019年)3月15日更新)

ブリッド株式会社において、シートをオリジナルカートへ装着するためのシートレールが完成しました。
シートスライドレバーには、株式会社岡島パイプ製作所の鋼管を使用。
ブリッド株式会社のシートレールは、世界トップレベルの精度と性能で、高強度・軽量・コンパクト機能を兼ね備え、様々なモータースポーツでの使用実績No.1となっています。

写真:シートレール
完成したシートレール

エンブレムが完成 (平成31年(2019年)2月19日更新)

前田工業株式会社において、オリジナルカートに搭載されるエンブレムが完成しました。
エンブレムの素材は、大同特殊鋼株式会社のチタン合金の帯鋼が活用されています。
前田工業株式会社のレーザカッティングとレーザカラーリングの技術を応用し、東海市の市章をデザインにした2種類のエンブレムを製作しました。
レーザカッティングは、最先端技術であるレーザビームを用いた加工技術で、複雑な形状を素早く加工することができます。また、レーザカラーリングは、レーザの高密度エネルギーの特性を生かし、そのエネルギーを精密にコントロールすることで、エンブレムに表面焼入を施し、金属自体を変色させるという先端技術です。
前田工業株式会社は、レーザの持つ優れた機能を生かしてレーザ溶接、溶着、切断、表面改質などの次世代加工技術を持ち、自動車、航空機、宇宙ロケット、産業機械などの幅広い産業で活躍しています。

写真:完成したエンブレム
完成したエンブレム スポーツタイプ(左)と未来タイプ(右)

フレームが完成 (平成31年(2019年)2月19日更新)

新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所において、オリジナルカートのフレームが完成しました。

フレームは、オリジナルカートの安全性や操作性を大きく左右する重要な骨格となります。

加工、溶接、検査、塗装などの工程を経て、完成しました。

このフレームには、新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所が誇る世界最高レベルの技能者たちの経験豊富な現場力と高い技術力が活かされています。

写真:フレーム
完成したフレーム

シートが完成 (平成31年(2019年)2月18日更新)

ブリッド株式会社において、オリジナルカートに搭載されるシートが完成しました。
シートは、赤と黒を基調としたデザインで、ロゴやステッチの色が赤色(スポーツタイプ)と青色(未来タイプ)の2種類のシートを製作しました。今回製作したシートは、「ZODIAモデル」でタイトな競技専用モデルです。
シートには、東レ株式会社のウルトラスエード®とトレカ®クロスが活用されています。
ブリッド株式会社は、自動車レーシングスポーツのスペシャルカーシートメーカーでホールディング性能と安全性能を兼ね備えた究極のドライビングシートを製作しています。ブリッド株式会社の製品は、国内全てのモータースポーツのカテゴリーにおいて、装着率が第1位(2018年度実績)となっており、スーパーGTなどの様々なサーキットにおいてトップクラスのドライバー達に選ばれ、そして活躍しています。

写真:シート
完成したシート スポーツタイプ(左)と未来タイプ(右)

シートレールに使用される鋼管が完成 (平成31年(2019年)2月18日更新)

株式会社岡島パイプ製作所において、シートスライドレバーとして利用される鋼管が完成しました。
完成した鋼管は、ブリッド株式会社での、曲げ、塗装、組立などの工程を経て、オリジナルカートのシートスライドレバーとなります。
この鋼管は、引張強さ及び曲げ性に優れ、加工しやすいのが特徴で、主に自動車用のシートスライドレバーやヘッドレストステーとして活用されています。
株式会社岡島パイプ製作所は、自動車、ガス器具、家電製品などの各種産業からのニーズを満たすとともに、時代を先取りした小径薄肉鋼管の開発を通じて、社会の発展に貢献しています。

写真:鋼管
完成した鋼管

オリジナルカートに搭載されるMIセンサが完成 (平成31年(2019年)2月15日更新)

愛知製鋼株式会社において、オリジナルカートに搭載されるMIセンサが完成しました。

完成したMIセンサは、知多メディアスネットワーク株式会社へ移し、通信機器と連動させ、オリジナルカートに楽しい機能を付与するための重要なセンサとなります。

MIセンサとは、磁気を検出するためのセンサで、愛知製鋼株式会社は、磁気インピーダンス効果を応用した磁気センサの開発に世界で初めて成功しました。MIセンサは、スマートフォン用電子コンパスやITS自動運転用センサ、生体磁気計測など、様々な分野での応用が期待されています。

写真:MIセンサ
完成したMIセンサ

シートなどで使用されるスエード調人工皮革、炭素繊維織物が完成 (平成31年(2019年)2月15日更新)

東レ株式会社において、オリジナルカートのシートなどで使用するスエード調人工皮革(ウルトラスエード®)及び炭素繊維織物(トレカ®クロス)が完成しました。それぞれの完成品は、ブリッド株式会社に移し、加工などの工程を経て、オリジナルカートのシートの素材となります。また、ウルトラスエード®は、三笠電子工業株式会社にも移し、ハンドルの素材としても活用します。

ウルトラスエード®は超極細繊維を発明した東レ株式会社の最先端の繊維技術を駆使して製作した高感度・高機能マテリアルです。柔らかな上質の手触りと多彩なカラーバリエーションだけでなく、いつも快適な温度特性と通気性、メンテナンス性も兼ね備えており、自動車や航空機の内装などに用いられています。

トレカ®クロスは炭素繊維を使用した織物で、シート状の形状をしており、加工性に優れ、樹脂の含浸が容易という特性があります。自動車構造部品や航空機部材の材料にも用いられ、その用途はますます拡大しています。

写真:東レウルトラスエード
ウルトラスエード®
写真:東レトレカ
トレカ®クロス

エンブレムの素材となるチタン合金の帯鋼が完成 (平成31年(2019年)2月7日更新)

大同特殊鋼株式会社において、エンブレムの素材となるチタン合金の帯鋼が完成しました。
完成した帯鋼は、前田工業株式会社へ移し、レーザー加工などの工程を経て、オリジナルカートのエンブレムとなります。
チタン合金は、軽量、比強度、高耐食性、生体適合性、非磁性といった優れた特性を備えた素材です。
その特性を活かし、航空宇宙産業、原子力発電、医療分野などの先端技術分野からゴルフクラブ、調理器具など生活の身近なところまで、様々な分野で活用されています。

写真:大同特殊鋼チタン合金
完成したチタン合金の帯鋼

超ハイテン材(バンパー補強材)が完成 (平成31年(2019年)1月24日更新)

新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所において、オリジナルカートの後方部に取付予定の超ハイテン材(バンパー補強材)が完成しました。

超ハイテン材とは、従来材を超える高強度と優れた成形性を同時に実現した鋼板の常識を覆す先進素材として、自動車産業にとってなくてはならない重要な素材です。

写真:超ハイテン材
完成した超ハイテン材

フレームが完成間近 (平成31年(2019年)1月24日更新)

新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所において、オリジナルカートの重要な基礎となるフレームの製作が進んでいます。

加工、溶接、塗装などの工程を経て、間もなく、フレームが完成します。

写真:フレーム2
製作中のフレーム
写真:溶接
溶接の様子

ハンドルの仕様を検討中 (平成31年(2019年)1月16日更新)

オリジナルカートに取り付けるハンドルの仕様等について、三笠電子工業株式会社と検討を進めています。

写真:打合せ
打合せの様子

フレームの全体設計図が完成 (平成30年(2018年)12月1日更新)

新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント等で協議し、オリジナルカートの重要な基礎となるフレームの全体設計図が完成しました。

イラスト:全体設計図
全体設計図

イラスト:全体設計図2

写真:打合せ2
打合せの様子

シートのデザインが決定 (平成30年(2018年)12月1日更新)

ブリッド株式会社、東レ株式会社、株式会社岡島パイプ製作所、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントでシートのデザインを協議し、2種類のシートのデザインが決定しました。

写真:ブリッド担当者による説明
打合せの様子

写真:打合せ4


イラスト:シート未来
シートデザイン(未来タイプ)
イラスト:シートスポーツ
シートデザイン(スポーツタイプ)

エンブレムの素材を検討 (平成30年(2018年)12月27日更新)

オリジナルカートに取り付けるエンブレムの素材について、大同特殊鋼株式会社と検討を進めています。

写真:大同特殊鋼
打合せの様子

エンブレムの製作方法やデザインを検討中 (平成30年(2018年)12月1日更新)

オリジナルカートに取り付けるエンブレムの製作方法等について、前田工業株式会社と検討を進めています。

写真:打合せ5
打合せの様子

楽しい仕掛けを検討中 (平成30年(2018年)12月1日更新)

光、音、通信技術等を使った楽しいゴーカートの製作について、知多メディアスネットワーク株式会社、愛知製鋼株式会社、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントと検討を進めています。

写真:打合せ6
打合せの様子

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