中学生親善交流事業(米沢市)の紹介
姉妹都市である米沢市の中学生が、平成17年度から毎年東海市を訪問し、東海市の中学生との交流を深めています。
令和7年度は7月25日(金曜日)から27日(日曜日)の3日間で、東海市の産業や文化、細井平洲先生についての学習をしながら、お互いの交流を深めました。
1日目(7月25日)
7月25日(金曜日)、米沢市の中学生6校の生徒12名と、第六中学校の後藤団長をはじめとする3名の引率者、合計15名が来庁し、花田市長、今瀬市議会副議長に表敬訪問をしました。米沢市の代表生徒たちからは、「米沢の魅力を伝えたい。絆を深め、学び合いたい。」という挨拶があり、この交流に対する思いが伝わってきました。
続いて、東海市交流団との対面式を行いました。それぞれのあいさつに続き、3日間をともに過ごすペアの生徒同士でプレゼント交換を行いました。初めて会う生徒たちは、少し緊張しながらも笑顔でプレゼントを交換していました。
平洲記念館を見学し、館長から細井平洲先生について話を伺いました。生徒たちは館内の見学をし、江戸時代の細井平洲先生と上杉鷹山公のつながり、そして、現代の自分たちのつながりを感じていました。
太田川駅西側にある細井平洲、上杉鷹山対面の像を見学しました。
夕刻には「歓迎の夕べ」が行われました。米沢市の生徒たちは、それぞれの学校の紹介を、東海市の生徒たちは、東海市の魅力をクイズなどを交えながら紹介しました。生徒たちは、それぞれの生活や言葉などの文化の違いに触れ、楽しい時間を過ごすことができました。
2日目(7月26日)
7月26日(土曜日)は、日本製鉄株式会社名古屋製鉄所を見学しました。「あつい」工場内では普段は見ることができない巨大な機械で、真っ赤な鉄が運ばれていく様子を目にし、現代社会を支える「鉄」の作られる現場を肌で感じていました。また、マンテル展示場で職員の方の説明を聞き、高炉について理解を深めました。
その後、セントレアを訪れ、班ごとに分散し、フライト・オブ・ドリームズや空港のスカイデッキなどを見学しました。
午後は、常滑市にあるINAXライブミュージアムを見学し、光るどろだんごづくり体験を行いました。光るどろだんごづくり体験では、生徒たちの会話も弾み、笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。

3日目(7月27日)
7月27日(日曜日)は、聚楽園公園の散策と嚶鳴庵でお点前体験を行いました。
最後に、芸術劇場ギャラリーにて離別式を行いました。代表生徒の挨拶から、「今回の貴重な経験を今後に生かしていきたい。また、両市の絆を大切にしていきたい。」という思いが強く感じられました。あっという間の3日間で、米沢市の生徒たちから、「まだ帰りたくない」東海市の生徒からは「まだ帰らないで」という言葉がたくさん聞こえ、最後まで笑顔で言葉を交わし、写真撮影をするなどして別れを惜しんでいました。
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