中学生親善交流事業(米沢市)の紹介
姉妹都市である米沢市の中学生が、平成17年度から毎年東海市を訪問し、東海市の中学生との交流を深めています。
令和5年度は7月26日(水曜日)から28日(金曜日)の3日間で、東海市の産業や文化、細井平洲先生についての学習をしながら、お互いの交流を深めました。
1日目(7月26日)
令和5年7月26日(水曜日)、米沢市の中学生7校の生徒14名と、第二中学校の佐藤団長をはじめとする3名の引率者、合計17名が来庁し、花田市長、加藤市議会議長に表敬訪問をしました。米沢市の代表生徒たちからは、「米沢の魅力を伝えたい。絆を深め、学び合いたい。」という挨拶があり、この交流に対する思いが伝わってきました。

続いて、東海市交流団との対面式を行いました。それぞれのあいさつに続き、2日間をともに過ごすペアの生徒同士でプレゼント交換を行いました。初めて会う生徒たちは、少し緊張しながらも笑顔でプレゼントを交換していました。

平洲記念館を見学し、館長から細井平洲先生について話を伺いました。生徒たちは館内の見学をし、江戸時代の細井平洲先生と上杉鷹山公のつながり、そして、現代の自分たちのつながりを感じていました。

夕刻には「歓迎の夕べ」が行われました。米沢市の生徒たちは、それぞれの学校の紹介を行い、東海市の生徒たちは、クイズなどを交えながら東海市の魅力を紹介しました。生徒たちは、それぞれの生活や言葉などの文化の違いに触れ、楽しい時間を過ごすことができました。



2日目(7月27日)
令和5年7月27日(木曜日)は、東海市芸術劇場(嚶鳴広場・対面の像)を見学し、職員から細井平洲先生と上杉鷹山公の話を伺い、生徒たちは両市の強いつながりについて、改めて理解を深めていました。

その後、セントレアを訪れ、班ごとに分散し、フライト・オブ・ドリームズや空港のスカイデッキなどを見学しました。

午後は、常滑市で陶芸体験を行い、やきもの散歩道を散策し、知多半島の伝統工芸を知る貴重な機会となりました。生徒たちの会話も弾み、笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。

東海市帰着後には、聚楽園公園を訪れ、米沢市の生徒たちは、巨大な大仏の姿を目の当たりにし、驚きを隠しきれませんでした。最後には、大きな大仏の前で記念撮影をし、両市の生徒の絆も深まりました。

3日目(7月28日)
7月28日(金曜日)は、日本製鉄株式会社名古屋製鉄所を見学しました。「あつい」工場内では普段は見ることができない巨大な機械で、真っ赤な鉄が運ばれていく様子を目にし、現代社会を支える「鉄」の作られる現場を肌で感じていました。また、マンテル展示場で職員の方の説明を聞き、高炉について理解を深めました。

あっという間の3日間でした。離別式では、代表生徒の挨拶から、「今回の貴重な経験を今後に生かしていきたい。また、両市の絆を大切にしていきたい。」という思いが強く感じられました。米沢市の生徒たちから、「まだ帰りたくない」という言葉がたくさん聞こえてきました。

最後に、東海市立商工センターでお別れをしました。両市の28名の生徒たちは、最後まで笑顔で言葉を交わし、写真撮影をするなどして別れを惜しんでいました。
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