農業センター施設野菜養液・炭酸ガス栽培・調査研究事業

概要

農業センターに「健康」や「観光」の視点による新たな交流機能を取り入れるべく、令和2年(2020年)に地域資源である

「トマト」の試験栽培温室を整備し、養液栽培装置や炭酸ガス発生装置等の環境制御技術を導入しました。

3作目(栽培期間：令和4年9月2日～令和5年6月4日)では、目標の「1粒の種から1万個のトマト結実」を達成すること

ができました。

4作目(栽培期間：令和5年8月2日～令和6年4月17日)では、トマトの高品質化を目指した試験栽培に取り組み、

試験栽培の成果として、糖度は8度を超え、結実数は通算2,000個となりました。

(一般的に糖度8度以上あるものが高糖度トマトと呼ばれています。糖度推移は別表のとおりです。)

5作目(栽培予定期間：令和6年7月中旬～令和7年6月)については、

令和6年7月中旬に播種し、令和7年3月中旬に温室の一般公開を開始する予定で、

1万個のトマト結実及びトマトの高品質化を目標として栽培していきます。

 

別表(トマトの糖度推移)

品種：高リコピントマト

日付	糖度
令和5年12月19日	6.3
令和6年1月4日	6.8
令和6年2月8日	9.2
令和6年2月28日	7.2

 

 

 

 

メディア掲載

• 1粒の種から1万個超実る　3季で目標達成の東海市立農業センター(朝日新聞デジタル　地域版　5月28日掲載)使用許諾済 （PDF 557.4KB）
• 目標は「1粒の種から1万個のトマト」、3季目で達成…1万2000個真っ赤に結実(読売新聞オンライン　6月6日掲載)使用許諾済（外部リンク）

令和6年(2024年)2月20日

令和5年(2023年)11月2日

現在順調に生育しております。実がなっているものも一部確認できているので、高品質なトマトをならせることを目標に栽培を継続していきます。

令和5年(2023年)9月27日

栽培棚を越えるまで順調に生育しております。今後交配等をして実をならせていきます。

令和5年(2023年)8月25日

葉の色抜けが少し見受けられますが、順調に生育しています。株の生育に合わせて順次誘引を行っていきます。

令和5年(2023年)8月10日

2粒撒いた種から生育の悪い方を間引きし、1つの苗とします。