風水害へ早めの備えを
毎年大きな被害をもたらす台風や豪雨。ただし、地震とは違い、台風や豪雨は、多くの場合が事前に予想できるものです。
台風や大雨の危険が近づいているというニュースや気象情報を見聞きしたら、被害を最小限にとどめられるよう、備えを確認し、テレビやラジオなどの気象情報に十分注意してください。
また、いざというときにあわてないよう、家族で対策を話し合っておきましょう。
事前の対策
- 窓、雨戸、扉、小屋、屋根、塀、カーポートなどの点検、補修をしましょう。
- 側溝や排水溝を掃除し、水はけをよくしておきましょう。
- 飲料水、救急用品、懐中電灯、携帯ラジオなどの非常持出品を確認しましょう。
- 避難場所やお互いの連絡の連絡方法、連絡先を話し合いましょう。
- 電線などに木や枝が触れないようこまめに剪定し、適切な樹木の管理を行いましょう。
- 避難生活が必要な場合は、新型コロナウイルス感染症対策として、避難所が過密状態になることを防ぐため、可能な場合は親戚や友人の家等への避難を検討しましょう。
台風が近づいたら
- テレビやラジオの台風情報に注意しましょう。
- 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強しておきましょう。
- 鉢植えや物干し竿など飛散する恐れのあるものは、固定するか屋内に入れておきましょう。
避難するとき
- 歩ける水の深さは膝まで。水の深さが腰まであるときは、無理せずに、高いところで救援を待ちましょう。
- 行動しやすい服装にし、できればヘルメットやカッパを着用しましょう。
- 長靴は中に水が入って歩きにくくなるので、紐でしめられる運動靴がよい。
- 子どもやお年寄りには浮き輪や浮き袋を持たせ、病人や歩行困難な人は背負う。
- 火の始末は確実にし、不要な電源やガスは元から遮断し、戸締りをきちんとしましょう。
- 流水であふれている側溝や切れた電線などに注意し、安全に避難しましょう。
台風の大きさと強さの分類(名古屋地方気象台)
大きさによる階級
階級 | 風速15m/s以上の半径 |
---|---|
大型 (大きい) |
500km~800km |
超大型 (非常に大きい) |
800km~ |
( ~ = 以上~未満)
強さによる階級
階級 | 最大風速 |
---|---|
強い | 33m/s~44m/s |
非常に強い | 44m/s~54m/s |
猛烈な | 54m/s~ |
( ~ = 以上~未満)
風の強さと吹き方(気象庁)
平均風速 (m/秒) |
予報用語 | 人への影響や屋外・樹木の様子 |
---|---|---|
5m | やや強い風 |
風に向かって歩きにくくなる。 樹木全体が揺れ始める。電線が揺れ始める。 |
15m~20m | 強い風 |
風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。 高所での作業は極めて危険。 電線が鳴り始める。看板やトタン板が外れ始める。 |
20m~25m 25m~30m |
非常に強い風 |
何かにつかまっていないと立っていられない。 |
30m~ | 猛烈な風 |
屋外での行動は極めて危険。 多くの樹木が倒れる。電柱や外灯で倒れるものがある。 |
( ~ = 以上~未満)
雨の強さと降り方(気象庁による)
1時間の 雨量(mm) |
予報用語 | 人への影響や屋内・屋外の様子 |
---|---|---|
~20mm | やや強い雨 |
地面からの跳ね返りで足元がぬれる。 雨の音で話し声がよく聞き取れない。地面一面に水たまりができる。 |
20mm ~30mm | 強い雨 |
傘をさしていてもぬれる。 車のワイパーを速くしても見えない。 |
30mm ~50mm | 激しい雨 |
道路が川のようになる。 |
50mm ~80mm | 非常に強い雨 |
傘は全く役に立たなくなる。 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。 車の運転は危険。 |
80mm ~ | 猛烈な雨 |
傘は全く役に立たなくなる。 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。 車の運転は危険。 |
( ~ = 以上~未満)
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