電気火災対策(感震ブレーカー)

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ページ番号1003110  更新日 2023年2月24日

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大規模地震が発生した際、二次災害としての火災発生が懸念され、特に注意したいのが電気火災です。東日本大震災の揺れによる火災の原因の半数は、電気関係の出火でした。
電気火災とは、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する通電火災のことです。この通電火災の対策には、感震ブレーカーの設置が有効です。
なお、感震ブレーカーを設置する場合は、保安灯の設置や懐中電灯の用意など、急に電気が止まっても困らないような対策も合わせて行いましょう。

写真:感震ブレーカーの啓発パンフレット

地震時の電気火災を防ぐために

  • 転倒すると自動消火する火災予防機能がついた暖房器具や防炎品など、防火機器を利用する。
  • 大きな揺れのあとは、念のため、使用中の電気機器類のスイッチを切る。
  • 避難するときは、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉める。
  • 地震後に機器を再使用するときは、ガス漏れや配線器具の損傷などの安全確認をしてから使用する。
  • 地震の揺れを感知して、自動でブレーカーを落とす「感震ブレーカー」を設置する。

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーは、地震の揺れを感知し、自動的にブレーカーを落として電気を止める装置です。機能により、工事が必要なものから、簡単に付けられる工事不要なものもあり、ご家庭の状況によって使い分けることができます。

分電盤タイプ

分電盤に震度を感知して電気を遮断する機能が付いたもので、取付工事が必要です。
揺れを感知してからブレーカーが落ちるまでに時間的猶予を持たせているものが多く、その時間に避難などを行うことができます。

コンセントタイプ

コンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントと交換して埋め込むタイプがあります。差し込むタイプは工事不要、交換して埋め込むタイプは工事が必要となります。
ブレーカーを落とすのではなく、個別のコンセントの電気を遮断することができるので、暖房器具などの熱を発する器具を使用する箇所を選んで設置することができます。

簡易タイプ

ブレーカーに直接取り付けるもので、工事の必要はありません。地震の揺れによりおもりが落下してブレーカーを遮断するものや、地震を感知するとバネの作動によりバンドが降下してブレーカーを落とす遮断するものがあります。
いずれも揺れを感知すると即座にすべての電気が切れる仕組みになっています。

保安灯を設置しましょう

簡易タイプの感震ブレーカーは、比較的安価に設置できますが、地震の揺れを感知すると即座に電気が遮断されます。夜間に地震が起きた場合、暗闇の中の避難は難しく、危険です。
停電すると自動で非常用の照明が点灯する保安灯などをあらかじめ設置しておくと、感震ブレーカーにより照明が消えても、安全に避難することができます。

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