高潮浸水想定区域の指定
愛知県が高潮浸水想定区域を指定しました
愛知県は、水防法の規定に基づき、令和3年(2021年)6月11日に三河湾・伊勢湾沿岸(愛知県区間)の高潮浸水想定区域を指定し、高潮浸水想定区域図を公表しました。
2015年の水防法改正により、想定し得る最大規模の高潮に対する避難体制等の充実・強化のため、高潮により相当な損害が生ずるおそれがある海岸について、高潮浸水想定区域を指定・公表する制度が創設されました。
高潮浸水想定区域図は、堤防等の能力を超える規模の高潮による最悪の事態を想定して作成するものです。
- 警戒区域内の要配慮者利用施設は、避難確保計画の作成が義務付けられます。
高潮浸水想定区域の詳細はこちらから
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東海市地図情報(高潮浸水想定区域図)(外部リンク)
東海市内の高潮浸水想定区域図が確認できます。 -
東海市ハザードマップ
風水害編をご覧ください。 -
マップあいち(高潮浸水マップ)(外部リンク)
愛知県全体の高潮浸水想定区域図が確認できます。
高潮とは
台風や発達した低気圧が通過するとき、潮位が大きく上昇することがあり、これを「高潮」といいます。
高潮は、主に以下の2つのことが原因となって起こります。
吸い上げ効果
台風や低気圧の中心では気圧が周辺より低いため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の空気が海水を吸い上げるように作用する結果、海面が上昇します。 気圧が1ヘクトパスカル(hPa)下がると、潮位は約1センチメートル上昇すると言われています。 例えば、それまで1000ヘクトパスカルだったところへ中心気圧950ヘクトパスカルの台風が来れば、台風の中心付近では海面は約50センチメートル高くなり、そのまわりでも気圧に応じて海面は高くなります。
吹き寄せ効果
台風や低気圧に伴う強い風が沖から海岸に向かって吹くと、海水は海岸に吹き寄せられ、海岸付近の海面が上昇します。 この効果による潮位の上昇は風速の2乗に比例し、風速が2倍になれば海面上昇は4倍になります。 また遠浅の海や、風が吹いてくる方向に開いた湾の場合、地形が海面上昇を増大させるように働き、特に潮位が高くなります。
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