平洲記念館名誉館長 童門冬二さん あいさつ

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ページ番号1004496  更新日 2023年2月20日

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市民の皆さんと手を携えて、暗澹たる現代日本に灯明を!

昨年七月に平洲記念館名誉館長に就任させていただき、十二月には、名鉄・聚楽園[しゅうらくえん]駅前の平洲先生モニュメントの除幕式に参加させていただきました。
早いもので、あれからもう四カ月が過ぎ、桜の季節を迎えました。
ふるさとの先人を町づくりや地域活性化に活かそうとする場合、私は、その人物の偉かった点を地域の人々がどのように学び、心づくり・町づくりに活かしているのかということだけでなく、その先人の足跡や自分たちの活動を広く情報発信し、他地域からの情報も入手して共に学び、共に役立てていくことが大切だと考えています。
東海市の細井平洲先生顕彰事業も同じです。
平洲先生顕彰事業を通してまず東海市が素晴らしい地域づくりの手本を示し、全国に情報を発信する。そして、同じように故郷の先人を通して素晴らしい地域づくりを模索している多くの地域と交流して、互いに学びあい、切磋琢磨[せっさたくま]しあう。その地道な努力の積み重ねこそが地域が豊かになり、ひいては日本全国が豊かになっていく道であると私は確信しています。
平洲先生は、私たちに「恕[じょ]の精神」という日本人の心の大切さと実践を教えて下さっています。「恕」とは、心のやさしさ、思いやり、ぬくもりの量の多いことで、相手の立場に立って物事を考えることです。平洲先生は、その「恕の精神」を「民の父母」(父母が自分の子供を見るように慈しみに満ちた思いで人と接する)というわかりやすい言葉で述べ、さまざまな形で具体的な行き方や考え方を示されておられます。そして、その教えこそが、現代日本にもっとも必要なことではないかと考えています。
平洲記念館名誉館長として私は、市民の皆さんと手を携えながら、暗澹[あんたん]たる現代日本に小さくても一つずつ灯明を点[とも]していくべく、現代に大切な平洲先生の教えをわかりやすく紹介し、平洲先生を通して東海市と全国各地の素晴らしい活動をしている人々とを結びつける媒体の役割を果たす所存ですので、よろしくお願い申し上げます。

平成18年4月1日
平洲記念館名誉館長 童門冬二

写真:名誉館長 童門冬二氏

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電話番号:052-604-4141
ファクス番号:052-604-4141
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