梅毒の感染者が増えています

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ページ番号1009449  更新日 2024年12月11日

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愛知県の梅毒の感染者の報告数は2012年に38件でしたが、2022年より急増しており、2023年には819件となっています。男性は40代、女性は20代で多く感染している傾向にあります。

梅毒とは

梅毒は梅毒菌(梅毒トレポネーマ)という病原体が感染することで起こる感染症です。

主な症状

梅毒に感染すると、約3週間で、感染した場所(性器、肛門、口など)にしこりや潰瘍ができ、その後4~10週間の潜伏期を経て全身に発疹(ほっしん)が現れます。症状は一旦は消えますが、症状が消えていても病気は進行しています。

検査や治療が遅れたり、治療せずに放置していると、10年から30年たった後に、髄膜炎、進行性まひ、認知症等、重大な障がいを起こすことがあります。

また、妊娠している人がかかると、流産や死産になったり、生まれてくる子どもの神経や脳に異常をきたすことがあります(先天梅毒)。

感染経路

梅毒は主に口や性器などの粘膜や皮膚から感染するため、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)が主な感染経路となっています。具体的には、性器と性器、性器と肛門、性器と口の接触等です。

予防するには

  • 不特定多数の相手と性的接触を持たないことが重要です。
  • 性交時にコンドームを正しく使用することが大切です。ただし、コンドームで100パーセント予防できるわけではありません。

心配な時は検査を受けましょう

自覚症状がないこともあり、感染に気付きにくいことから、治療の遅れや感染拡大につながりやすいため、感染が気になる場合は必ず検査を受けましょう。早期の適切な治療で完治が可能です。

梅毒に感染しているとHIV(ヒト免疫不全ウイルス)への感染率が2倍以上に高まるといわれていますので、梅毒検査とHIV検査を一緒に受けることが重要です。

あなた自身と大切なパートナーを守るため、正しい予防策と検査が重要です。

無料匿名検査

梅毒・HIVの感染に不安のある方は、愛知県の保健所で無料匿名で検査をすることができます。

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 健康推進課
〒476-0003 愛知県東海市荒尾町西廻間2番地の1(しあわせ村内)
電話番号:052-689-1600
ファクス番号:052-602-0390
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。