一酸化炭素中毒事故の防止

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ページ番号1003266  更新日 2023年2月17日

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近年、食品工場や業務用厨房を使用する施設において、ガスを使用する機器による一酸化中毒事故が発生しています。
2020年は3件(死者0名、傷病者10名)発生しているほか、2019年は各地で8件(死者0名、傷病者14名)発生しています。
これらの事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なため、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生したものです。
一酸化炭素中毒事故を防止するため、次のことに注意してください。

ガス機器を使用中は必ず換気を行う

ガス機器の使用中は必ず換気(給気と排気の両方)をしましょう。特に夏期・冬期の冷暖房機を使用する際は、長時間室内を閉め切りの状態にすることが想定されるため、換気扇や換気装置によって十分に換気が行われているか確認をしてください。

ガス機器の使用開始時・終了時は点検を行う

ガス機器の使用者や管理者は、使用開始時と終了時に機器の異常の有無を確認するほか、1日1回以上、作動状況について点検し、異常のあるときは、当該機器の使用中止、補修を行い、危険を防止してください。

ガス機器・換気設備は適切に使用する

ガス機器・換気設備はその使用に際して取扱説明書を十分に読み、適切に使用するとともに、機器の作動状況の確認、ほこりや汚れの除去、フィルターの清掃等、換気不良やガスの不完全燃焼を防ぐための日常管理を行い、長時間使用していなかったガス機器を使用する場合は、ガス漏れやガスの臭いがないか、ガス器具に損傷がないか、汚れがたまっていまいか確認を行った上で機器を使用してください。

停電中にやむを得ずガス機器を使用する場合は、十分な換気を行うとともに、停電復旧後も換気扇や換気装置が正常に作動するか確認してください。

定期的に清掃をする

排気取入口に設置されるグリル除去装置や、排気ダスト内に設置されるフィルター等は、使用し続けると油脂等が付着して目詰まりを起こし、十分な換気量が確保できなくなることから、フィルターの定期的な清掃や交換を実施する。

万一の不完全燃焼に備えて業務用換気警報器の設置を検討する

写真:業務用LP保安ガイド リーフレット表紙

イラスト:LPガス安全委員会 安全・安心にお使いいただくために

イラスト:経済産業省

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