子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症・HPV)ワクチンの接種について

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ページ番号1002172  更新日 2023年12月11日

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9価HPVワクチン(シルガード9)の定期接種化について【令和5年4月1日から】

令和5年4月1日より、9価のHPVワクチンも公費(無料)で接種できるようになりました。
9価ワクチンの接種対象者は、2価・4価の対象者と同様で、小学校6年から高校1年生相当の女子です。
また、令和7年3月末まで実施中の救済措置(キャッチアップ接種)の対象者も公費(無料)で接種することができます。
子宮頸がんワクチンが未接種の方(令和5年3月末時点で未接種者)には、接種のご案内を令和5年4月14日にお送りしました。※令和5年3月29日時点で、東海市に住民登録のある方を抽出しましたので、3月29日以降に転入された方や予診票を紛失された方で接種を希望される方は、健康推進課までご連絡ください。

シルガード9を接種希望される方は、健康推進課までご連絡ください。予診票などを10日程でご郵送いたします。

なお、これまでに2価又は4価ワクチンで3回接種を完了した方は、定期接種として9価ワクチンを追加で接種することはできません。

また、2価又は4価ワクチンを1回目又は2回目まで接種している方は、原則として同じ種類のワクチンで接種を完了することをお勧めします。
(ただし、厚生労働省は、この場合の交互接種について「効果やリスクについての科学的知見が限定されているが、強く希望する場合は、接種医とよく相談した上で実施することができる」としています。この場合には医師とご相談いただくようお願いします。)

【令和5年4月に発送した子宮頸がんワクチン接種の資料の記載誤りについて】

令和5年4月14日にピンク色の封筒で子宮頸がんワクチン未接種者へ郵送した文書の中に記載されている、「厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口」の電話番号の変更が令和5年4月3日にありました。

(訂正前) 電話:050-3818-2242

(訂正後) 電話:0120-331-453

ご相談の際は、訂正後の電話番号におかけください。

「感染症・予防接種相談窓口」では、HPVワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談にお答えします。
電話番号:0120-331-453 ※令和5年4月3日より電話番号の変更がありました。
受付時間:平日9時から17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症・HPV)ワクチン接種勧奨の再開について

子宮頸がんの予防接種は、平成25年4月1日から予防接種法に基づく定期予防接種となりましたが、ワクチン接種後に因果関係を否定できない副反応がみられたことから、平成25年6月14日の国の通知により積極的勧奨を差し控えてきました。

その後、国の調査会において、有効性及び安全性の評価等の議論がなされ、令和3年11月26日に積極的勧奨の差し控えが終了しました。

なお、接種についての相談は、厚生労働省ホームページにある「HPV相談窓口」でも受け付けております。

子宮頸がんとは

近年、20代から40代で増加傾向です。子宮頸がんの約50から70%は、ヒトパピローマウイルス(HPV)16型・18型感染が原因とされています。HPVに感染しても多くの場合、ウイルスはごく自然に検出されなくなりますが、ごく一部で数年から数十年間かけて前がんの病変を経て子宮頸がんが発症します。子宮頸がんの予防には、ワクチン接種や定期的な子宮頸がん検診が有効とされています。

通常の接種対象年齢

12歳になる年度から16歳になる年度末まで(小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子)

標準的な接種年齢:中学1年生

キャッチアップ接種の対象年齢

過去にHPVワクチンを合計3回接種していない、平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性※
(対象期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日)

※このほか、平成19年度生まれの方は、通常の接種対象(小学6年生から高校1年生相当)の年齢を超えても、令和7年3月末まで接種できます。

接種機会の確保の観点から、キャッチアップ接種の期間中に定期接種の対象から新たに外れる世代についても、順次キャッチアップ接種の対象者とします。(*キャッチアップ接種は時限的に、従来の定期接種年齢を超えて接種を行うことであり、定期接種と同様の方法で実施します)

対象者生年月日 定期接種期間 キャッチアップ接種期間
平成9年4月2日~平成18年4月1日 終了 令和4年4月から令和7年3月31日まで
平成18年4月2日~平成19年4月1日 令和5年3月31日まで 令和5年4月1日から令和7年3月31日まで
平成19年4月2日~平成20年4月1日 令和6年3月31日まで 令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
平成20年4月2日~平成21年4月1日 令和7年3月31日まで

なし(通常の定期接種期間内に完了してください)

子宮頸がんワクチン

「サーバリックス」・「ガーダシル」・「シルガード9」の3種類があります。なお、「シルガード9」は令和5年4月1日から定期接種となります。

シルガード9(9価)接種間隔(令和5年4月1日から)

【2回接種の場合(15歳未満でシルガード9(1回目)の接種を開始した場合のみ)】

2回目:初回から5か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)

 ※2回目の接種が初回から5か月未満の場合は、3回目の接種が必要になります。

 その場合、3回目は2回目の接種から3か月以上間隔をあけて接種します。

 

【3回接種の場合】

2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から2か月後に接種)

3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)

 

(注意)1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。例:9月30日の1か月後は10月30日、1月30日の1か月後は3月1日。

シルガード9の一般的な接種スケジュール

サーバリックス(2価)・ガーダシル(4価)接種間隔(標準的なもの) ※東海市としては「標準的なもの」での接種をお勧めしています。

サーバリックス 2価(全3回)

イラスト:サーバリックスの接種間隔

2回目:初回から1か月後に接種
3回目:初回から6か月後に接種

ガーダシル 4価(全3回)

イラスト:ガーダシルの接種間隔

2回目:初回から2か月後に接種
3回目:初回から6か月後に接種

接種間隔(予防接種法等によるもの)

イラスト:接種間隔「サーバリックス」と「ガーダシル」

サーバリックス 2価

2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種
3回目:初回から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をあけて接種

ガーダシル 4価

2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種
3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて接種

留意事項

  1. 原則、1回目で接種したワクチンと同じワクチンを3回接種することが必要です。(2回接種の場合は2回)
  2. 「サーバリックス」・「ガーダシル」・「シルガード9」はそれぞれ接種間隔が異なります。
  3. 接種後の失神(血管迷走神経反射)が現れることがあるので、できるだけ保護者同伴で接種することをお勧めします。
  4. 通常全3回の接種の完了までには、約6か月の期間がかかります。
  5. 対象年齢に該当される方で、東海市へ転入された方は、事前に健康推進課まで御連絡ください。予防接種に必要な予診票と接種記録票を発行させていただきます。

接種希望者の申込から接種までの流れ

  1. (希望するワクチンの予診票が手元にない方のみ)電話または窓口で新規発行または再発行申請をする。
  2. 健康推進課から「東海市子宮頸がんワクチン接種記録票」「子宮頸がんワクチン予診票」等を受け取る。
  3. ご案内文書や説明書等をよく読んで、ワクチンの効果と接種後に起こりうることをよくご理解ください。
    接種実施医療機関一覧表から医療機関を選び、接種ワクチン(サーバリックス、ガーダシル又はシルガード9)を決定し、予約が必要な場合は接種の予約をしてください。
  4. 医療機関に「母子健康手帳」、「子宮頸がんワクチン予診票」、「子宮頸がんワクチン接種記録票」、「健康保険証」等を持参し、医師の診察後、接種となります。
    接種記録票や予診票を紛失された方や転入された方は、接種前に東海市健康推進課へご相談ください。

接種を受ける方へ参考資料

予防接種を受ける前に、子宮頸がん予防ワクチン接種についての必要性や副反応についてご理解いただくために、下記のリーフレットを必ずお読みください。

子宮頸がんワクチン接種市内実施医療機関

不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 健康推進課
〒476-0003 愛知県東海市荒尾町西廻間2番地の1
電話番号:052-689-1600
ファクス番号:052-602-0390
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