地震対策!ケガせずに済むための方法と正しい避難の仕方
あなたのご自宅は、大丈夫と言い切れますか?
平成30年6月18日(月曜日)の朝の通勤時間帯に発生した、最大震度6弱の大阪北部地震では、家具やブロック塀が倒れてきて人を傷つける凶器となってしまいました。
市の各施設では、次の地震に備え、書棚やブロック塀の固定などを再点検しています。
あなたのご自宅にある家具やブロック塀に、地震の対策がされていない場合、もしかするとご家族やご近所の方を傷つけてしまうかもしれません。
そうならないためにも、市の補助制度を最大限に活用して、大切なわが家を強化しておきましょう!
また、実際に地震が起きた場合、どのように身を守ればよいか、イメージできていますでしょうか。「揺れたらすぐに避難」を頭の中に入れておくと、間違った行動をとり、怪我をしてしまうこともあります。
地震が来る前の備えと地震が発生した時に取るべき行動について、今一度確認しておきましょう。
家の中を安全地帯にするための対策
地震が発生し、避難所へ避難した人の5分の4は、実は自宅は倒壊していない人であるということをご存知でしょうか。
5分の1の人たちは家屋が倒壊してしまっているのですが、では、5分の4の人たちはどんな人たちなのかというと、
- 家の中にいると不安だから
- 家の中に入れない状態だから
の、大きく分けて2つに分かれます。
「家の中にいると不安」という人は、次の余震で自宅が倒壊するのではないかと思っている人たちで、何十年も前に建てた古い自宅に住んでいる人が多いです。
もう一つの「家の中に入れない状態」という人は、自宅の建物そのものは大丈夫でも、家具が倒れていて寝る場所がないという人です。
建物自体は大丈夫なのに、家の中がぐちゃぐちゃで住めないって、なんだかもったいないと思いませんか。だって、家具さえ固定されていれば、プライバシーを気にしながら避難所で過ごす必要がなくなるということですよね。
家の中を安全地帯にしておくためにも、家具転倒防止の補助金を活用して、家具固定をしっかりとしておきましょう。
- 屋内地震対策事業補助金(家具転倒防止器具・感震ブレーカー)
-
65歳以上の方への事業
ひとり暮らし高齢者宅の家具等転倒防止対策(高齢者支援課)
住宅や敷地内を強固にして家族の身の安全を確保するための対策
「家の中にいると不安」という人たちは、おそらく家の耐震をしていない人がほとんどなのではないでしょうか。
もし、地震で自宅が倒壊してしまうと、一時的に住む場所が奪われ、建て直すのに何千万円とたくさんのお金が必要になります。
しかし、地震が起きる前に耐震化する場合は、その10分の1程度の費用で済む場合もありますので、市の補助制度を利用するなどして事前に対策をしておくことをお勧めします。
自宅を耐震化して強固にしておけば、自宅の中が身を守るための安全な場所となりますので、建ててから何十年も経っている人は、耐震化をしましょう。
また、自宅にブロック塀がある場合、地震で倒れて通行人をケガさせてしまう場合もありますので、国土交通省のチェックポイント表に従って確認し、不適合があれば改善しましょう。
安心して自宅で生活するための備え
さて、家は耐震化し、家具の固定もしたため、地震が起きても自宅で身の安全を確保できるようになりました。
しかし、家の中に何もない…という状態では、結局避難所へ行くことになりますよね。
耐震化や家具固定だけでなく、自宅で長期間過ごすため、備蓄品などの備えが必要となりますので、準備しておきましょう。
地震が発生した場合の最初に取るべき行動
実際に地震が起きて強い揺れを感じた場合、あなたはまず初めにどのような行動を取りますか。また、揺れが収まった場合、次は何をすれば良いのでしょうか。
慌てて避難所へ行くということをすると、けがややけどをする場合もありますので、今一度、避難の行動パターンについて、確認しておきましょう。
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