東海市教職員表彰インタビュー38

教職員表彰MVP加木屋中学校　中山希代美先生インタビュー

1　受賞の感想をお聞かせください。
身に余る光栄な賞をいただき、恐縮しています。自分の小さな働きかけを、他の先生方や生徒たちが増幅して大きな成長への糧にしてくれたおかげだと思います。この受賞は、加木屋中学校全体で受けたものだと思います。

2　先生の取組について、どんな点が評価されたと思いますか。
給食の放送や学校ブログ更新などを毎日地道に続けたことだと思います。給食の放送は、相手の顔が見えない一方的な発信なので、楽しく聞いてもらえるように、食にまつわるなぞかけやだじゃれを取り入れたり、生徒からの投稿を呼びかけたりして工夫しました。そのことに対して、先生方も生徒も応えてくれて、それが生徒自身が主体的に食について考えたり、実践したりすることにつながり、意見やまた次のアイデアを出してくれたりして大きな成果につながったと思います。

3　先生の指導方針や子どもたちへの接し方で心がけていることをお聞かせください。
全ての相手を一人の人として尊重することを心がけて接しています。もともと自分は引っ込み思案な性格で、人に話すことが得意ではありません。ほうれんそう(報告・連絡・相談)、自分の思いを伝えること、そして意見や声を聞くことを心がけています。

4　教師をしていて、うれしいと感じるときはどんなときでしょうか。
生徒や先生方から「給食おいしかったです」「いつも放送を楽しく聞いています」と反応が返ってきたときがうれしいです。「給食が大好きです。入学したばかりのときは飲めなかった牛乳を今では1本飲み切れるようになりました」とわざわざ報告してくれたときは本当にうれしかったです。

5　これからの夢をお聞かせください。
大きなことは言えませんが、これからも地道に自分のできることを精一杯取り組んでいこうと思います。日々の給食をきちんと提供することを基本に置きつつ、自分も含めたみんなの健康を育むお手伝いができれば嬉しいです。

6　最後に、周りの先生方へひとことお願いします。
頼りない自分ですが、周りの人に支えられて、楽しく仕事を続けられています。加木屋中学校をはじめ、学校給食センターや東海市内の学校に関わる全ての教職員の皆さまに感謝申し上げます。これからも東海市の子どもたちの成長のために力を合わせて、一緒に取り組んでいきたいです。どうぞよろしくお願いします。