東海市教職員表彰インタビュー44

教職員表彰MVP富木島小学校　安藤　佑馬先生インタビュー

1　受賞の感想をお聞かせください。
　大変名誉ある賞をいただき、身の引き締まる思いでいっぱいです。賞の名に恥じぬよう日々の教育活動に「覚悟」をもって取り組んでいきたいと思います。また、決して私一人の力でいただけた賞ではありません。私とともに毎日を過ごしてくださる周りの先生方、そしてなにより目の前の子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

2　ご自身の取組について、どんな点が評価されたと思いますか。
　本校の教育理念にある「自立と共生」を模索し、その実現に向けてパラリンピック教育を推進してきました。しかし、その取組に対して胸が張れるほどの活動はできていないと感じています。今回の賞は、道半ばであるこの取組の「過程」を評価していただけたのだと思っています。この取組が、過程で終わることなく、いずれ「結果」で評価をしていただけるよう今後もパラリンピック教育を通して、共生社会の実現に貢献できる児童の育成に努めて参りたいと思います。
 

3　ご自身の指導方針や子どもたちへの接し方で心がけていることをお聞かせください。
　「自分らしさ」を大切にしています。子どもたちが私を受け入れてくれるから「先生」になれると思っています。喜びや嬉しさ、不安や不満、失敗など、そのときの思いや感情を子どもたちと共有し、「ありのままの自分」を子どもたちに受け入れてもらえるように心がけています。

4　教師をしていて、うれしいと感じるときはどんなときでしょうか。
　「この瞬間が…」というのはなく、子どもたちと過ごせる日々の学校生活にうれしさを感じています。

5　これからの夢をお聞かせください。
　自分の最期に「いろいろあったけど幸せな人生だったなあ」と思えていたらいいなと思っています。幸せは周りに広がると思うので、できるだけ多くの出来事を幸せと感じ、幸せの輪を一緒に過ごす子どもたちに広めていけたらと思います。

6　最後に、周りの先生方へひとことお願いします。 
　初任から5年が経とうとしています。とても楽しく幸せな日々を過ごさせてもらっています。皆さんが私にとってそうであるように私自身も「安藤といると楽しいな」と思ってもらえる存在になれるようこれからもがんばっていきます。パワーー！