東海市教職員表彰インタビュー43

教職員表彰MVP渡内小学校　伊藤　梨沙先生インタビュー

1　受賞の感想をお聞かせください。
　この度は、このような賞をいただき、ありがとうございます。身に余る光栄で、恐縮しております。これまでに私を支えてくださった、周りの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。これからも受賞に恥じぬよう行動していきたいと思います。
2　ご自身の取組について、どんな点が評価されたと思いますか。
　特別支援学級の担任をさせていただくにあたり、特別支援教育や子どもたちのことを少しでも理解できるよう自己研鑽に努めてまいりました。個に応じた支援は、正解は一つでなく、難しさを感じますが、他の先生方にもアドバイスいただき、いろいろと模索しながら取り組んできました。また、学んだことや、支援の一例などを他の先生方のヒントになればと共有してきました。
　校内で散見する課題に対しては、先生方と相談し、対応を考えてきました。声をかけるとすぐに動いてくださる渡内小の職員集団のおかげで、早急に実行に移すができました。
　このように、良いと思うことはまずはやってみよう、という姿勢を評価していただけたのではないかと思います。

3　ご自身の指導方針や子どもたちへの接し方で心がけていることをお聞かせください。
　特別支援学級の子どもたちが自信をもって生き生きと生活できるよう、学習を生かしたりたくさんの人と関われたりする活動を行ってきました。また、子どもたちが、この先生の言うことなら聞いてみようかな、やってみようかなと思えるように、児童との良好な関係づくりを心がけています。
4　教師をしていて、うれしいと感じるときはどんなときでしょうか。
　子どもたちは日々の会話の中でうれしいことをたくさん言ってくれます。最近では、自分の学級のことを「ここが私の居場所」と言ってくれる児童がいました。毎日子どもたちと大笑いできる仕事ができて、幸せに思います。
　また、20歳を迎えた教え子たちが、「あの時くれた〇〇、まだ家に貼ってあるよ」と教えてくれた時、たくさんの子に関わらせていただき、思い出の一部になれていることがうれしかったです。
5　これからの夢をお聞かせください。
　育児休業より復帰してから、仕事と家庭の両立に悩むこともありました。ママ先生として活躍されている周りの先生方に励まされ、目標としてこれまでがんばってこられました。これから私もどなたかの希望になれたらと思います。
6　最後に、周りの先生方へひとことお願いします。 
　これまでに出会った先生方から学ばせていただき、真似させていただいて、今の私があります。これからもお手本にさせてください。