東海市教職員表彰インタビュー35

教職員表彰MVP渡内小学校　長谷川敦子先生インタビュー

1　受賞の感想をお聞かせください。
コロナ禍の中,養護教諭の責務として,児童・職員の健康な毎日を守るために全力を注いでいます。今回は身に余る評価をしていただき恐縮しています。

2　先生の取組について、どんな点が評価されたと思いますか。
誰もが未知の領域である新しい生活様式への対応は,児童・職員の共通理解を図りながらすすめていくことが必要です。養護教諭の立場から提案を練り,担任の先生の意見を伺ったり,校長・教頭・教務主任・校務主任の先生方のご指導を仰いだりしながら,より具体的な対策やルール作りをすすめてきました。校内における発信者として努力したことだけではなく,より好ましい実施案を一丸となって練り上げた本校職員集団を代表して評価していただいたのだと思います。

3　先生の指導方針や子どもたちへの接し方で心がけていることをお聞かせください。
学生の頃,傷の完治には時間が必要であることを子どもに伝える場面についての講義がありました。「『傷はだんだん治るからね。』と言うのと、『傷はすぐには治らないからね。』と言うのでは,印象が全く違います。言葉がけはとても大切なものだから,ふだんから気をつけなさい。」という先生の言葉が心に残っています。ずいぶん前に学んだことですが,常日頃から,児童にかける一つ一つの言葉や,来室した児童の気持ちを汲み取ることを大切にしています。

4　教師をしていて、うれしいと感じるときはどんなときでしょうか。

• 子どもたちが元気よくいきいきと活動しているのを目にしたとき。
• 具合が悪かった子やケガをした子が,「元気になりました。」と報告してくれたとき。

※コロナ禍での教育活動では,今まで当たり前と思っていたことも有り難くうれしいと感じることが多々ありました。

5　これからの夢をお聞かせください。
私が働く姿を通して,子どもたち一人一人が自身の健康管理に励んだり,養護教諭の仕事に興味を持ったり将来の職業として憧れをもってもらえたらうれしいと思います。

6　最後に、周りの先生方へひとことお願いします。
いつも私を支えてくださり,また優しく指導してくださりありがとうございます。とても感謝しております。これからもよろしくお願いします。