教育長のページ 令和3年8月

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ページ番号1002420  更新日 2023年2月24日

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8月になりました。子どもたちにとって、昨年の夏休みは、新型コロナウイルスの影響でとても短いものになってしまいましたが、今年度は例年と同じ長さの夏休みとなっています。小中学校では、夏休みに入って10日ほどたち、中学校では3年生最後の大会である知多地方体育大会が無事行われました。東海市でも、ハンドボール男子、バスケットボール、剣道の3種目が市民体育館を会場に行われていました。会場に入る選手の人数を制限したり、観客は入れずに実施したりとまだまだ感染症対策は続いておりますが、そのような中でも子どもたちは、持てる力を存分に発揮していました。

さて、本年度4月より小中学校全ての児童生徒にタブレット端末が導入されました。使い始めて4ヶ月程となりますが、授業ではプロジェクタを使って、デジタル教科書のコンテンツや児童・生徒が入力した意見などを画面に大きく投影してクラス全体で共有したり、児童・生徒の意見をすばやく集約・表示できる投票機能を使って、クラス全員の意見をもとに議論を展開したりするなど、先生も子どもたちも授業の中で上手に使いこなしている様子が見られました。また、ドリルパークというドリルソフトでは、授業中だけではなく、児童・生徒が個々に、単元のまとめや復習などに取り組んでいる様子も見られました。今後も、分かりやすい授業づくりや学力向上のためにICT機器を上手に活用して授業づくりに取り組んでまいります。

7月27日(火曜日)28日(水曜日)には、オンラインイングリッシュキャンプが行われました。これは、市内の3~6年生の希望者を対象に、英語でコミュニケーションをとることが必要な場面を設定し、英語に触れる機会を増やすことを目的として行われているものです。今年度は、オンライン会議システムを用いて、市内のALTと参加希望者がグループに分かれてオンラインでつながり、英語で自己紹介をしたり、自分の宝物あてゲームをしたりして英語に親しみました。

また、8月には、教員研修センターなどを会場として、市内の先生方が学校教育に関する様々な研修会に参加し学びます。例えば、SSW(スクールソーシャルワーカー)と連携していじめ・不登校に対応するための研修、小学校5・6年生で教科化された英語に関する研修、新学習指導要領で示された「主体的・対話的で深い学び」に関する研修、それ以外にも特別支援教育に関するもの、特別の教科道徳に関するもの、ICT機器を活用した授業づくりに関するものなど、講座によっては、参加希望が100名を超える研修もあります。例年であれば、大きな会場で行うものですが、今年度は、オンラインも活用して研修会を行っていく予定です。対面での良さとオンラインでの良さを教員自身が体験し、今後の教育活動に生かせればと思います。

令和3年(2021年)8月
東海市教育委員会 教育長 加藤 千博

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