教育長のページ　平成31年1月

「新しい時代」に向けて

新しい年「平成31年」を迎えました。本年もよろしくお願い申し上げます。

今年は東海市制50周年の年となり、また5月には新しい元号となります。いろいろな意味で新しく生まれ変わる年になります。

「東海市」になって50年ということですが、私自身はちょうど50年前小学校から中学校に入学する年でした。「上野町立」の小学校から「東海市立」の中学校に入学しました。東海市の学校もこの50年間で随分変わりました。学校の数は、50年前は小中学校合わせて10校でした。その前の年は7校でしたので、「東海市」の1年目は一気に3校増えました。1校の開校でも大きなことですので、3校というのは驚きです。その10校が50年の間に18校に増えました。人口も増え、東海市は発展してまいりました。

そして、私が成人したとき、当時は成人式を青少年センターの体育館で行っておりました。その後は「成人の集い」という名称で、東海市民体育館のメインアリーナで開催していた時期を経て、3年前からは東海市の文化創造の拠点である芸術劇場の大ホールで開催しています。今年の「成人の集い」は1月13日(日曜日)に「『奇跡の軌跡』～平成最後のキセキ～」というテーマで開催されました。第1部の式典は、歴史のある「嚶鳴座」の和太鼓による演奏で始まりました。式典最後の「新成人宣誓」では、力強い誓いのことばを聞くことができ、将来を担う新成人の皆さんをたいへん頼もしく思いました。第2部の記念行事の始めには「東海市と私たちの20年」と題した映像が映し出され、この20年間を振り返りました。今年の新成人が生まれた20年前と比べても、東海市の街は大きな変化、発展を遂げてきたということを、改めて感じました。

教育委員会としましても、今年はこれまでの50年を振り返ると同時に、これからの50年、まさに「新しい時代」に向けて新たなスタートを切る年にしていくことが大切であると考えます。本年も本市の教育行政に対し、御支援、御協力の程、よろしくお願い申し上げます。

平成31年1月
東海市教育委員会　教育長　加藤　千博