教育長のページ　平成30年12月

新たな「スタート」

12月に入り、めっきり冬らしくなってまいりました。そのような中、毎年恒例の事業として、12月9日(日曜日)に「第34回 2018東海シティマラソン」、12月16日(日曜日)に「第46回東海ヤングフェスティバル」を開催しました。マラソンもヤングフェスティバルもともに「昭和」の時代に始められた歴史のある催しですが、マラソンについては、本年度までの形で実施するのは、今回が最後となりました。来年度からは「ハーフマラソン」に規模を拡大し、新たな大会の開催に向け準備を進めてまいります。

ヤングフェスティバルについては、幅広い年齢層の青少年の活動発表の場、青少年相互交流の場、また青少年と社会をつなぐ場として開催をしております。今回も若者たちのがんばる姿と、それを応援する姿が多く見られました。東海市消防音楽隊も「勇気 100%」や「負けないで」などの曲の熱のこもった演奏で、若者に応援のメッセージを送っていました。「昭和」から「平成」、そして「新しい時代」へと移っていきます。青少年の育成、若者を応援する姿勢は変わりませんが、その方策については社会や市民のニーズを捉え、常に考えていくことが大切であると思います。

また、この12月には「東海市立横須賀図書館」が新たにスタートを切ります。昨年末から、これまで教員研修センター等が入っていた尾張横須賀駅西の旧JAビルを約1年かけて改修、整備を行ってまいりました。教員研修センターや適応指導教室等については一足早く11月にオープンし、新しくなった施設で教職員の研修や不登校児童生徒の学習等を行っております。横須賀図書館については、12月25日(火曜日)に開館式典、施設見学会等を行い、年明けの1月4日に正式に開館する予定です。建物の名称も「まなぶん横須賀」となります。是非新しい横須賀図書館を御利用ください。

間もなく新しい年「平成31年」になります。そして、あと4か月余りで、30年続いてきた「平成」の時代が幕を下ろし、「新しい時代」が始まります。新しい年も教育委員会の諸事業への積極的な御参加、及び御支援をよろしくお願い申し上げます。

平成30年12月

東海市教育委員会　教育長　加藤　千博