教育長のページ 令和8年3月
先日のミラノ・コルティナオリンピックにおけるフィギュアスケートのペア競技で、本市出身の 木原 龍一 選手がみごとに金メダルを獲得されました。
前日の不調から大逆転での金メダルということで、創造の杜交流館でのパブリックビューイングで観戦していた私もたいへん感動し、涙があふれました。
木原選手にはあらためて心より祝福をさせていただきます。
おめでとうございます。
なお、木原選手は、3月2日(月曜日)に市役所に来庁され、オリンピックの報告をされました。
私も市長らとともにお話しをさせていただきましたが、その際「東海市の子どもたちにメッセージをいただきたい。」と申し出たところ、木原選手からは、『僕自身もオリンピックで金メダルを獲得するまでに13年かかりました。1日2日でうまくいかなくても、どんなこともあきらめずに長く続けてください。また、つらいこともあるかもしれないけど、まわりの人たちへの感謝の心を忘れずにもち続けていれば、きっと誰かが助けてくれるので、いま置かれている環境でがんばってください。』という言葉をいただきましたので、ここでも紹介をさせていただきます。
さて、話は変わりますが、今年度も2月13日(金曜日)から15日(日曜日)にかけて、市内にある12小学校の5年生24名が、「米沢親善交流事業」として、姉妹都市である山形県米沢市を訪問しました。
初日の出発式では、私から子どもたちに対して、「学校や自分の家などで、本や資料を見たり、インターネットで調べたりすることはもちろん大切ですが、今回、遠く離れた米沢に行くというのは、現地でしか学べないことを、目で見る、耳で聞く、鼻でにおいを嗅ぐ、舌で味わう、皮膚で触るという、人間がもっている5つの感覚のすべてを使って学ぶためだということを、いつも意識しておいてください。」と伝えました。
子どもたちは実際に、米沢の子どもたちと話したり、一緒に雪灯籠をつくったり、雪遊びをしたり、米沢のABCといわれるApple(りんご)やBeef(米沢牛)やCarp(鯉)を食べたりして、5感をつかって様々なことを学んできてくれたようです。
3月16日(月曜日)に開催された市長への報告会では、24名の代表として三ツ池小学校の児童2名が、東海市では見たことがないくらい雪が積もっていたことや、このあたりの雪とは違って重く感じたこと、伝統工芸「お鷹ぽっぽ」の絵付けで職人さんの技を教わりながら一筆一筆に心を込めたこと、上杉博物館や普門院で学芸員さんや和尚さんから話を聞き、細井平洲先生と上杉鷹山公の強い絆を感じたことなど、今回の交流事業で体験したことや学んだことについて、すばらしい発表してくれました。
2泊3日の旅を通して、ひとまわり成長した子どもたちをみていると、この事業の成果はあがっているなと強く感じたところです。
まもなく令和8年度がスタートしますが、新年度も市内すべての子どもたちが大きく羽ばたいてくれることを願っています。
令和8年(2026年)3月
東海市教育委員会 教育長 鈴村 俊二
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