教育長のページ　令和2年2月

令和2年(2020年)がスタートして、早くも1か月が過ぎました。今年はオリンピック・パラリンピックイヤーということで、夏の本番に向けて日本中が盛り上がると思いますが、本市では、東海市制50周年記念行事が大詰めを迎えています。2月16日(日曜日)には、本市も協賛する東海市制50周年記念紀尾井ホール室内管弦楽団東海市公演が芸術劇場で開催されます。3月には、20日(金曜日・祝日)に「元浜サッカー場リニューアル記念トップアスリートスポーツ教室」、また、28日(土曜日)・29日(日曜日)には、芸術劇場で、市制50周年記念事業「れきしみらい体感フェスタ」が開催されます。これは、本市の50年の時間の変化やまちの歴史・未来、魅力を感じることができる催しとして企画されています。小学生が夏休みに制作、応募してくれた「未来」をテーマにした絵画も展示される予定です。お時間がございましたら、ぜひ足をお運びください。(展示ブースは3月20日～29日)

さて、緑陽小学校の笠原容子先生が、愛知県教職員表彰に引き続き、1月14日に文部科学大臣から優秀教員として表彰され、その報告で、教育長室を訪問してくれました。笠原先生は、特別支援教育の担当として、長きに渡りご努力されたことが認められての表彰でした。教育長室では、今までの教育活動や表彰式当日の様子などを伺いました。日々の取り組み、その積み上げの尊さを改めて感じ、心温まるひとときとなりました。

笠原先生は、昨年度、本市の教育の振興発展に貢献し、功績が特に顕著な者(MVP)として表彰を受けました。このMVPは、校長先生から推薦を受けた各校の優秀教職員の中から選考されます。この表彰は、平成15年度から始まり、これまでに、32名の方々を、その年のMVPとして表彰してまいりました。個人の取組の成果はもちろんですが、よりよい学校づくりにつながっているか、また本市の教育の向上に寄与しているか、という視点で選考されています。

この他にも、研究論文や視聴覚教材コンクール等の作品募集で入選した方を始め、運動部活動の大会やコンクール等で表彰された子どもたちを指導してきた先生方も表彰しております。表彰を受けた方が、よきモデル、憧れの先生となって、子どもたちや同僚の先生方によい影響を与えてくれることを願っています。今年度の教職員表彰式は、2月20日の予定です。

令和2年(2020年)2月
東海市教育委員会　教育長　加藤　千博