教育長のページ 令和7年5月
風薫る5月となり、市内小中学校の1年生も、ずいぶん学校生活に慣れてきているようです。
さて、令和7年5月1日(木曜日)に本市の新たな施設である「東海市創造の杜(もり)交流館」が開館しました。
この創造の杜交流館は、「横須賀文化の発信拠点」、「映像(映画)を中心とした創造活動の場」、「多世代交流の場」という三つのコンセプトを掲げており、映像を活用して生涯学習活動や創造活動の発展と人々の交流を促進するという、全国でも珍しい施設となっております。また、横須賀地区の歴史や文化を学び、体感していただくこともねらいとしておりまして、山車(だし)や郷土の歌人である阪正臣(ばんまさおみ)先生に関する展示も設置しておりますので、是非たくさんの方にご来館いただければと思います。


なお、正式な開館に先立ち、4月12日(土曜日)には「竣工記念式典」を開催し、設計を担っていただきました建築家の隈研吾(くまけんご)氏を始め、多くの関係者の方々にご参加いただき、地元、尾張横須賀まつりの山車5台とともに、盛大に施設の披露をしました。
そして、この日の午後には、「市民内覧会」を実施しましたが、こちらには2,000人を超える市民のみなさまに足を運んでいただき、施設開館への期待を実感したところでございます。市民内覧会を盛り上げるために、尾張横須賀まつり保存会のみなさまには山車の展示及び「どんてん」を披露していただき、東海市万歳保存会の皆様には御殿万歳を披露していただきました。この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。




さらに、ゴールデンウイーク中の5月4日(日曜日)、5日(月曜日)には、新施設のオープニングイベントとして、東海市を舞台として制作された映画のプレミア上映祭を開催し、約3,500名の方にご来場いただきました。
加藤浩次監督、加藤シゲアキ監督を始め映画の出演者及び関係者の方々にもお越しいただきましたが、本市について語っていただくことで、施設PRや市の魅力を再発見していただく機会とすることができたと考えています。
また、東海市ふるさと大使の榊原有佑(ゆうすけ)監督に企画監修をしていただいた映画制作ワークショップにおいて、市民のみなさまが脚本や撮影に参加した作品も上映しましたが、クリエイティブな活動に対する意欲の高さを感じるとともに、今後、本市出身のクリエイターが世界で活躍されることを期待させる取組になったと思っております。
なお、本市で撮影した映画は、現在も「Lemino(注1)」で配信をしておりますので、ぜひともご覧ください。


最後になりますが、東海市教育委員会は今後も多くの方々に、生涯学習活動やクリエイティブな活動、様々な交流の機会を提供し、ひとづくりやにぎわいの創出に繋げてまいりたいと考えております。
みなさまにもぜひ一度、「東海市創造の杜交流館」にご来館いただきますとともに、今後とも教育委員会に対しまして、かわらぬご支援を賜りますようお願いいたします。
「創造の杜交流館」のリンク先はこちら
(注1)「Lemino」はドコモの映像配信サービスです。リンク先はこちら
令和7年(2025年)5月
東海市教育委員会 教育長 鈴村 俊二
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