教育長のページ　平成31年4月

「新たなまちづくり」に向けて

「平成最後」の桜開花の便りも届くようになりました。今年は暖冬と言われていましたが、やはり春の訪れはうれしいものです。3月末には、オーストラリアへ中学生海外体験学習に行っていた生徒たちが帰国しました。どの生徒も出発のときと比べ、その姿や一言一言から一回り大きくなったという印象を受けました。

さて、既に御案内のとおり、本年度は東海市制50周年の年となります。本市及び教委育委員会では、市制50周年を市の更なる飛躍を図る出発地点として祝うとともに、次の50年に向けた新たなまちづくりの始まりとして、市民、企業、団体、市等の関係者の協働・共創のもと記念事業を展開いたします。

まず、5月18日(土曜日)・19日(日曜日)に記念式典および「とうかい50年祭オープニングイベント」を開催します。それに合わせ米沢市・釜石市・沖縄市の中学生の代表生徒が来訪し、本市の中学生と交流を行い、式典では児童合唱団や本市の小学生とともに合唱をする予定です。

また、小中学校においては、「児童生徒による未来に向けたメッセージ」として、市制50周年を記念して航空写真を撮影し、未来に向けたメッセージを表現します。

スポーツの分野では、これまでの「東海シティマラソン」を、さらに魅力的なものとするため「東海市ハーフマラソン2019」として準備を進めています。また、ちょうど50周年となるこの年に、「ラグビーワールドカップ2019」が釜石市でも開催されるため、釜石市へ東海市民応援団を派遣する予定です。

文化・芸術の分野では、設立から4年目を迎える「東海市子どものオーケストラ」が定期演奏会を開催します。また、記念事業の締めくくりに相応しく、年度最後の3月には「ベートーヴェン第九公演～生誕250年に寄せて」と銘打ち、名古屋フィルハーモニー交響楽団と東海市民合唱団が共演を行う予定です。

一年間を通して、ここで御紹介したもの以外にも様々な記念事業を計画しております。記念事業につきましては、「東海市制50周年　記念特設サイト」(下記)に詳しく掲載されております。市民の皆様も、市制50周年をともに祝うとともに、次の50年のまちづくりに向けて、様々な事業に足をお運びいただき、「夢」を抱いていただけたらと思います。来年度も本市の教育行政、及び市制50周年記念事業に対し、御支援、御協力の程、よろしくお願い申し上げます。

平成31年4月
東海市教育委員会　教育長　加藤　千博